既卒としての就活を決意したものの、情報収集の段階で手が止まってしまう方は少なくありません。
「既卒になったけれど、求人を探すにはどのサイトを使えばいいのだろう?」
「マイナビやリクナビのような新卒サイトは、もう使えないのかな…」
既卒は、「新卒」にも「中途」にも属さない特殊な立場にあるため、迷ってしまうのは当然のことです。
この記事では、既卒の方が利用できる「就活サイト」をカテゴリー別に分け、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
あなたの状況や希望に合ったサイトを見つけ、納得のいく就活のスタートを切りましょう!
いざ自分で求人を探そうと思ったとき、まず知っておいていただきたい大切な前提があります。
既卒の就活における「サイトの選び方」は、新卒の就活とも、社会人経験者の転職とも異なるという点です。
「既卒専門の就活サイト」というものは存在しないため、自分の希望や状況に合わせて、複数の就活サイトを「比較」して使い分けるのが成功のコツです。
この記事では、就活サイトを以下4つのカテゴリーに分けて解説しています。
既卒の利用を前提に考えると、各カテゴリーに一長一短があります。
それぞれのメリット・デメリット、そして「既卒ならではの賢い使い方」を順番に見ていきましょう。
「卒業後3年以内は新卒扱い」という国の指針により、既卒期間が短い方は「新卒向けサイト」も候補の一つになります。
新卒がライバルとなるため難易度は高めですが、「新卒枠を狙いたい」と考えている方は利用を検討しましょう。
新卒枠は魅力的ですが、こだわり過ぎてうまくいかなかった場合、「空白期間」が大きく延長されるリスクがあります。
新卒向けサイトを利用する場合は、「新卒扱い」のリアルな裏事情と、狙い目の企業を把握しておきましょう。
既卒3年以内のカードを最大限に活かす「具体的な戦略」についても解説しています。
昨今の若手の人材不足から、社会人経験者を対象とした「転職サイト」においても、職歴のない「既卒」を採用候補とする企業が増えています。
既卒向けの求人を絞り込む「検索機能」も充実傾向にあるため、就活サイトとして利用する価値は十分にあります。
転職サイトは「社会人経験者」を前提とした作りのため、プロフィールの「職歴欄」などで入力に迷うことがあります。
しかし、正社員経験がないからといって「空欄」のまま提出するのは避けましょう。
企業に「就職に対する本気度や働く意欲が低い」と見なされかねません。
職歴欄には、アルバイト経験や担当業務を丁寧に記載し、「これから真面目に働く意欲」をアピールすることが面接へ進むためのコツになります。
以下の記事では、アルバイト経験を強み(アピール材料)に変える書き方を解説しています。プロフィールの入力に迷った際は、ぜひ参考にしてみてください。
プロフィールを登録して企業からのオファーを待つ「逆求人(スカウト型)サイト」は、一見すると魅力的なツールに思えるかもしれません。
しかし、当サイトでは既卒の方に「逆求人サイト」の利用をおすすめしていません。
このように、既卒がスカウト型サイトを利用しても、恩恵を受けられない厳しい現実に直面する可能性が高いのです。
現実的な代替案としては、転職サイトに備わっている「スカウト機能」を利用する方が、ポテンシャル採用や未経験歓迎のオファーが届きやすいためおすすめです。
地域密着型の求人サイトや、公的機関の活用も選択肢の一つです。
大手サイトには掲載されていない、地元ならではの優良企業や、堅実に働ける「中小企業」の求人が見つかりやすいという魅力があります。
大手就活サイトと比較すると、「地域密着型サイト = 優良企業が少ない」といったイメージを持たれがちですが、決してそんなことはありません。
先入観を捨てて前向きに活用するほか、「ハローワーク」や「ジョブカフェ」といった公的な就職支援機関も視野に入れてみましょう。
サイト検索に行き詰まりを感じた時は、こうした「地元に根ざした堅実なルート」を併用することで、思わぬ優良企業との出会いに繋がります。
ジョブカフェとは、主に15歳〜30代の若年求職者を対象とした、都道府県設置の就職支援施設です。無料でキャリアカウンセリング、自己分析、面接対策、求人紹介などが受けられ、ハローワークと連携したサポートも提供されています。
就活サイトに登録しようとした時や、気になる求人を見つけた時、慎重に見極めようとするのは当然のことです。
少しでも失敗のリスクを減らそうと、以下のワードで「口コミ」や「ランキング」を検索する方も多いでしょう。
確かに、ネットの情報や体験談は、リアルを知るための貴重な情報源になることもあります。
しかし、こうした匿名掲示板や口コミサイトの情報と向き合う際は、少しだけ注意が必要です。
なぜなら、ネット上の口コミは基本的に「不満を持った人(選考に落ちた人や退職した人)」が書き込むケースが圧倒的に多く、ネガティブな情報に偏りやすいという性質があるからです。
他者の意見だけで判断してしまうと、せっかくの優良企業との出会いや、あなたに合ったサイトを活用するチャンスを逃してしまうかもしれません。
口コミや体験談は、「こういう意見もあるんだな」という参考程度に留めておくのが賢明です。
ネットの評判に過度に振り回されず、面接で直接質問してみたり、自分の目でしっかりと確かめる姿勢を大切にしてください。
ここまで、既卒の方が利用できる就活サイトをカテゴリー別にご紹介してきました。
しかし、いざ自力でサイトに登録し、膨大な求人の中から「既卒を本当に歓迎してくれて、なおかつ自分に合った企業」を探し出すのは、決して簡単な作業ではありません。
「色々なサイトを見てみたけれど、結局どれを使えばいいか分からなくなってきた…」
もし、一人で求人を探すことに限界や不安を感じたなら、無理に抱え込まずに既卒専門の「就職エージェント」というプロの力を頼ってみるのも、賢い選択肢の一つです。
エージェントを利用すれば、アドバイザーがあなたの適性をヒアリングし、最初から「既卒を歓迎している企業」だけをピックアップして紹介してくれます。
また、求人票やネットの口コミからは見えてこない、「実際の離職率」や「職場の雰囲気」といった客観的な内部情報も事前に教えてもらえるため、入社後のミスマッチを大きく減らすことができます。
以下の記事では、既卒の支援実績が豊富な特化型エージェントを厳選し、それぞれの特徴を分かりやすく解説しています。
「自力での就活サイト活用」と「エージェントからの紹介」を上手く併用することで、正社員への道はグッと近づきます。
一人で立ち止まってしまいそうな時は、ぜひプロの力も賢く活用してみてください。

