既卒の職務経歴書「職歴なし」の書き方|アルバイトを強みに変える翻訳術

既卒の職務経歴書「職歴なし」の書き方|アルバイトを強みに変える翻訳術

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執筆者:StepUp就職ナビ編集長・アキ

3度の転職とフリーターからの再就職を経験。この記事は、新卒・中途(既卒・フリーター含む)の採用担当者として、数百名以上の書類選考および面接を行ってきた実務経験をもとに構成しています。プロフィール詳細

就職活動を始めようとした矢先、「職務経歴書」の存在に手が止まってしまった方は多いのではないでしょうか。


 

「職務経歴と言われても、アルバイト経験のみで何を書けばいいのか…」

 

「そもそも正社員として働いたことがないのに、提出する必要があるの?」


その不安な気持ち、よく分かります。今まで正社員としてのキャリアがない場合、「経歴」という言葉の響きだけで萎縮してしまうのは当然のこと。


でも、安心してください。今のあなたにも、書けることが必ずあります。

むしろ、実績で判断されにくい既卒だからこそ、この書類が「逆転の内定」をつかむ強い味方になるのです。

この記事では、元採用担当の視点から、あなたの「何もない」と思っていた経験を、魅力的なアピールに変える『翻訳術』を伝授します。


完璧な書類を目指す必要はありません。
まずはこの記事を読み、あなたの人生の第2章を切り拓く「武器」を一緒に作っていきましょう。


既卒に職務経歴書は必要?「職歴なし」でも提出すべき理由&出さない選択のリスク

結論からお伝えすると、「職歴なし」の既卒であっても、職務経歴書の提出は必要です。

職務経歴書を提出しないということは、本来できるはずの自己アピールの機会を、自ら放棄していることに他ならないからです。

「正社員経験がない自分には関係がない」と考える方もいるかもしれませんが、それは非常にもったいない選択です。


では、なぜそこまで重要なのか。これには明確な理由があります。


職務経歴書はプレゼン資料!履歴書だけでは伝わらない「あなたの可能性」を伝える

就職活動において、「履歴書」と「職務経歴書」は役割が全く違います。


履歴書は、あなたの「基本データ」を確認するための書類で、いわば「商品のスペック表」のようなものです。


一方、職務経歴書は「プレゼン資料」であり、採用後のあなたの働くイメージを伝えるための書類です。

履歴書では伝わらない「あなた」の中身
  • どんな仕事をして、具体的にどんな工夫をしたのか
  • その仕事を通じて、どんなスキルが身についたのか
  • 失敗から何を学び、次はどう活かそうと考えているか

データだけでは伝わらない、あなたの「仕事への向き合い方」や「人柄」を、自由な形式でアピールできる場所。


それが職務経歴書なのです。


「正社員経験がない=書くことがない」は大きな誤解

既卒の採用現場においては、アルバイトやインターンシップの経験は、立派な「実務経験」として評価されます。


たとえば、アルバイトの「レジ打ち」も、そのまま書けば「作業」ですが、翻訳すれば立派な「仕事の実績」になります。

「作業」を「仕事」に変える視点

【翻訳前】
アルバイトで「レジ打ち」をしていました。


【翻訳後】
レジ打ちの際は、お客様をお待たせすることがないよう、袋詰めの手順を工夫してスピードアップを図りました。(業務効率化)

「書くことがない」のではありません。ただ、「評価される書き方」を知らなかっただけです。


また、アルバイト経験を記載するだけで、企業側の「最低限の不安(社会人としての基礎は備わっているか?)」を払拭する効果もあります。


【元採用担当の本音】「職歴なし」と白紙で出すのが最大のNG

採用担当者は、これまで何百通もの書類に目を通してきています。


その中で、「職歴なし」とだけ書かれたスカスカの職務経歴書が届いたら、どう思うでしょうか。


 

「この人は、自分をアピールする気がないようだ」

 

「職歴なしの自分には関係がないと都合よく解釈し、職務経歴書の作成から逃げたんだろう」


残念ながら、このように判断されてしまう可能性が高いです。内容以前に「必死にアピールしようとする姿勢」こそが大切なんですね。

実際、就職エージェントや企業の採用担当者も、既卒者については「完成度」より「姿勢」を重視する傾向があります。


元採用担当のここだけの話

ぶっちゃけた話をしますと、私たち採用側は、既卒者の職務経歴書に「華々しい即戦力スキル」は最初から期待していません。


見ているのは、「自分の経験を、どれだけ真剣に伝えようとしているか」という熱意と、空白期間から逃げずに説明しようとする「誠実さ」です。


「職務経歴書なし」で応募してくる方もいますが、その時点で本気度を疑ってしまいますね。


逆に、中身がつたない話であったとしても、一生懸命に工夫して埋めようとした跡がある書類の方が、何倍も「会って話してみたい」と感じるものです。

【最大の悩み】「学生時代のアルバイト」や「職歴なし」はどう書く?

職務経歴書の作成が止まる最大の原因は、書き方以前の「書いてもいいのか?」という迷いではないでしょうか。


 

「既卒で就活中の今は働いていないけれど、学生時代のアルバイト経験を書いてもいいの?」

 

「学生時代も含め、アルバイト経験がない場合はどうすればいいの?」


非常に難しい問題ですよね。自身の状況に合わせ、どのように向き合えばよいのか。


2つのケースを見ていきましょう。


ケース1:現在は無職だが、学生時代にアルバイト経験がある

結論からお伝えしますと、学生時代の経験であっても絶対に書くことをお勧めします。


企業側が最も知りたいのは、「働くことに対する基礎ができているか」という点だからです。


過去の経験は、あなたが積み上げてきた財産です。堂々と記載して、アピール材料として活用しましょう。

採用担当者がチェックしたい「基礎体力」
  • 社会人としての「基礎マナー」が身に付いているか
  • 時間やルールを守って行動できるか
  • お客様に対して適切な対応ができるか

これらは、雇用形態を問わず、組織で働く上での必須スキル。


学生時代であっても、「経験あり」という事実は、あなたの「働く基礎体力」を証明する立派な根拠になります。


ケース2:今まで一度も働いたことがない(完全未経験)

この場合、職務経歴書の「職歴」欄には、正直に「なし」と記載する形になります。


「それじゃあ、アピールできるものが何もない…」と不安になるかもしれませんが、諦める必要はありません。


完全未経験の場合は、発想を転換して「自己PR書」に近い形式で作成するという方法があります。

職歴の代わりにアピールできる素材
  • 学業・研究内容
  • 資格取得のための勉強
  • 部活動・サークル活動
  • ボランティア・社会貢献活動
  • インターンシップ経験

企業は完成されたスキルだけでなく、「ポテンシャル(伸びしろ)」も見ています。


「働いた経験はないけど、目標に向かって努力する力はある」と伝えることができれば、十分に選考の対象になり得るのです。

一人で書くのが難しいときは

アルバイト経験がない状態での書類作成は、見せ方の工夫が必要なため、難易度が少し高くなるのは確かです。


「自分の経験で何がアピールになるかわからない」と迷ってしまう場合は、就職エージェントなどのプロに相談し、過去の棚卸しを手伝ってもらうのも選択肢の一つです。

【職歴翻訳】アルバイト経験を「強み」に変える翻訳術

ビジネスの世界には、同じ行動でも「伝え方」ひとつで価値がガラリと変わる不思議なルールがあります。


私はこれを「職歴翻訳」と呼んでいます。この翻訳術を使えば、アルバイト経験は強力なアピール材料に変わります。


具体的な「翻訳例」を見ていきましょう。


【コンビニ・飲食・販売】接客業を「売上貢献・課題解決」に翻訳する

経験者の多い接客関連業ですが、「ホール担当」の一言で終わらせてはもったいないです。


日々の業務を「店舗運営」の視点で捉え直し、ビジネスシーンで通用する言葉へ翻訳しましょう。


職歴翻訳辞典:接客・サービス業編


作業

翻訳
(アピールポイント)

ホール・配膳

顧客満足度を追求した接客、回転率向上に貢献するオペレーション
(観察力/効率性/ホスピタリティ)

レジ・会計

正確な金銭授受と、待ち時間短縮のための業務効率化
(正確性/事務処理能力/全体を見る視野)

品出し・陳列

購買意欲を高めるための陳列工夫と、在庫ロス削減のための管理
(マーケティング視点/コスト意識)

配送・デリバリー

指定時間内の確実な配送と、安全運転・ルート選択による効率化
(責任感/自己管理能力/遂行力)

クレーム対応

顧客の不満を解消し、信頼回復に繋げる傾聴と問題解決
(傾聴力/交渉力)

新人教育

チーム全体の底上げを目的とした後輩育成とマニュアル改善
(マネジメント能力/リーダーシップ)


指示通り動いていた場合でも、その中で「ミスをしないように気をつけたこと」や「お客様に喜んでもらおうとしたこと」をビジネス用語に置き換えてみましょう。


【倉庫・清掃・軽作業】単純作業を「生産性向上・業務改善」に翻訳する

「誰とも話さず作業していただけ」と思われがちな軽作業ですが、企業はここに「真面目さ」や「改善力」を見出します。


職歴翻訳辞典:軽作業・現場編


作業

翻訳
(アピールポイント)

ピッキング・梱包

誤出荷ゼロを目指した検品フローの徹底、作業効率アップへの工夫
(規律性/集中力/改善提案力)

工場・ライン作業

規格遵守による品質維持、不良品発生を防ぐ施策
(持続力/品質意識/規律性)

清掃・ベッドメイク

時間内で品質を担保するタイムマネジメント、顧客満足度アップへの施策
(責任感/完遂力/ホスピタリティ)

データ入力・事務補助

膨大データの正確な処理、PCスキルを用いた文書作成
(PCリテラシー/サポート力/正確性)

既卒・職歴なし専用!職務経歴書の書き方【5ステップ完全ガイド】

職務経歴書に決まった形式はありませんが、多くの人が採用する「基本構成」はあります。


既卒・職歴なしの方が迷わず完成できるよう、その手順を5つのステップにまとめました。

作成のヒント

パソコン作成(Wordなど)を強く推奨します。修正が容易で、レイアウトも綺麗に整うため、読み手にも優しいからです。


スマホしか持っていない場合は、図書館やネットカフェを利用するか、職務経歴書作成アプリを活用しましょう。


ステップ1:ヘッダー

職務経歴書の顔となるヘッダー部分ですが、ここは「ビジネスマナー」が問われます。

ヘッダーの基本スタイル
  • タイトル
    一行目の中央に「職務経歴書」と少し大きめのフォントで記載。
  • 日付
    右寄せで提出日を記載。
    (郵送なら投函日/メールなら送信日/面接持参なら面接日)
  • 氏名
    右寄せで、日付の下に記載。


職務経歴書


20XX年XX月XX日

氏名:〇〇 〇〇



ステップ2:職務要約

職務要約は、あなたの全体像を伝える「あらすじ」のようなものです。


長すぎると要点がぼやけてしまうため、PC作成時の目安として「3〜4行(200〜250文字程度)」でまとめるのが基本です。

職務要約の基本構成
  • いつ・どこで
    (例)大学卒業後、〇〇業界にて
  • 何を
    (例)接客販売業務に従事し、
  • どのように
    (例)顧客満足度の向上に尽力してまいりました。


職務経歴書


20XX年XX月XX日

氏名:〇〇 〇〇


【職務要約】
大学卒業後、飲食店にてホールスタッフとして従事。マニュアルに基づいた正確な配膳に加え、提供スピードの短縮を意識して行動いたしました。混雑時にはスタッフ間の連携を主導し、お客様をお待たせしない効率的なオペレーションの実現に貢献してまいりました。


ステップ3:職務経歴

採用担当者がイメージできるよう、具体的に経験を記述します。


ポイントは、会社名や店舗名だけでなく、「いつ・どこで」「何を担当し」「どんな工夫をしたか」が伝わる内容にすること。


職務経歴書


20XX年XX月XX日

氏名:〇〇 〇〇


~ 中略 ~


【職務経歴】
20XX年X月 ~ 現在 株式会社〇〇(店舗名:居酒屋△△ 池袋店)


[事業内容]飲食業(都内10店舗展開)
[雇用形態]アルバイト(週4日勤務)
[業務内容]

  • ホールでの接客業務全般(オーダー、配膳、レジ対応)
  • 予約管理および電話対応
  • 新人スタッフ(3名)のトレーニング担当


[工夫した点・実績]

  • 顧客満足度の向上
    常連のお客様の好みを記録し、来店時に先回りして提案することで、リピーター獲得に貢献しました。
  • 業務効率化への取り組み
    ピーク時のオーダーミスを減らすため、スタッフ間の連携ルールを提案し、月平均5件を2件まで減少させました。


ステップ4:自己PR

アルバイトの裁量権は限られるため、大きな成果が出にくいのは企業側も理解しています。


華やかな実績を伴ったPRは求められていません。等身大の自分をアピールすれば大丈夫です。

評価されるのは、日々の業務に対する「誠実な向き合い方」や、信頼を積み重ねるための「小さな工夫」です。

自己PRの書き方は、以下の構成順を意識すると説得力が増します。

  1. 結論(私の強みは〇〇)
  2. 根拠の提示(具体的なエピソード)
  3. 貢献(応募先でどう活用するか)


職務経歴書


20XX年XX月XX日

氏名:〇〇 〇〇


~ 中略 ~


【自己PR】
私の強みは「状況に応じた行動力」です。アルバイト先でのミス削減に向け、スタッフ間の連携ルールを考案・実行しました。


その結果、ミスを月平均5件から2件へ減少させ、店舗の効率化に貢献しました。この経験で培った「周囲を巻き込む力」を活かし、貴社でもチームの成果に貢献いたします。


▼自己PRの組み立て方については、以下のページにて詳細に解説しています。


「就活失敗」「アルバイト経験のみ」「ニート期間あり」など、状況別の例文も提示しているので、自己PRの考案にご利用ください。


ステップ5:資格・スキル・自己啓発

最後に、持っている資格やスキルを箇条書きにします。


資格取得に向けて「勉強中」のものがあれば、それも記載して構いません。


「現在、〇〇資格の取得に向けて勉強中」


この記載があるだけで、採用担当者は「この人は成長意欲がある」「卒業後も遊んでいるわけではない」とプラスに評価してくれる可能性が高いです。


職務経歴書


20XX年XX月XX日

氏名:〇〇 〇〇


~ 中略 ~


【保有資格】

  • 普通自動車第一種免許(20XX年X月取得)
  • 日商簿記検定2級(20XX年X月取得)
  • 基本情報技術者試験 勉強中(20XX年秋期 受験予定)


【スキル】

  • Word、Excel(基本的な文書作成、関数計算が可能)
ヒント

ExcelやWordなどのPCスキルは、資格がなくても「基本操作」が可能なら記載しておきましょう。


保有資格が多い場合は、応募職種と「親和性」が高いものをピックアップして記載してください。

【状況別】既卒向け「職務経歴書」の実例テンプレート

具体的な完成イメージをつかんでいただくために、3つの状況別サンプルを用意しました。


あなたの状況に一番近いものを選び、構成や言い回しの参考にしてください。


これらをベースに、必ずあなた自身のエピソードに書き換えて使ってください。


パターンA:アルバイト経験がある場合

最も標準的なパターンです。


ここではコンビニの例を挙げますが、スーパーやアパレル販売などの場合も、構成はこのままで使用可能です。


職務経歴書


20XX年XX月XX日

氏名:〇〇 〇〇


【職務要約】
大学卒業後、コンビニエンスストアにて店舗スタッフとして従事。レジでの接客業務に加え、商品の補充や鮮度管理を担当いたしました。お客様が手に取りやすい売り場作りを常に意識し、こまめな商品整理を徹底することで、廃棄ロス削減に貢献してまいりました。


【職務経歴】
20XX年X月 ~ 現在 株式会社〇〇(店舗名:コンビニA 〇〇店)


[雇用形態]アルバイト(週5日勤務)
[業務内容]

  • レジ・接客業務
  • 商品の補充・陳列整理、鮮度管理(弁当・惣菜部門担当)
  • 清掃および店内環境の整備


[工夫した点・実績]

  • 廃棄ロスの削減
    空き時間には必ず売り場を巡回し、乱れた商品棚を整える「顔出し」と、消費期限が近い商品を手前へ移動させる陳列変更を徹底しました。見栄えを良くすることで「売れ残り」を防ぎ、廃棄削減に貢献しました。
  • 「ついで買い」を促すPOP作成
    レジ横のホットスナック商品の売上を伸ばすため、手書きのPOP作成を店長に提案・実行しました。おすすめ商品を視覚的にアピールすることで、月間の販売数を目標比110%まで伸ばすことができました。


【自己PR】
私の強みは「小さな改善を積み重ねる継続力」です。単に商品を並べるだけでなく、「どうすればお客様が手に取りたくなるか」を常に考え、1日数十回の売り場メンテナンスを欠かさず行いました。


この経験で培った「細部への気配り」と「自ら仕事を見つける姿勢」は、貴社の事務業務においても、正確かつ丁寧な仕事に活かせると考えております。


【保有資格】

  • 秘書技能検定 2級(20XX年X月取得)
  • TOEIC® L&R IPテスト 700点(20XX年X月取得)


【スキル】

  • Word(基本的な文書作成が可能)
  • Excel(関数・マクロの使用が可能)


パターンB:アルバイト経験なし・完全未経験の場合

アルバイト経験がない場合は、「学生時代に力を入れた活動(学業・部活・社会活動)」「資格取得への取り組み」をアピールしましょう。


リーダー経験などの華やかな実績がなくても構いません。「与えられた役割をどう全うしたか」を伝えることが大切です。


以下は「部活動(裏方業務)」をテーマにした例ですが、ゼミやボランティア活動の場合も構成は同じです。


職務経歴書


20XX年XX月XX日

氏名:〇〇 〇〇


【職務要約(自己PR)】
大学時代はテニス部に所属し、4年間、会計・備品管理係として活動しました。「練習環境を整え、選手を支える」ことをモットーに、部費の管理やコートの手配などの裏方業務に徹しました。この活動で培った「正確な事務処理能力」と「責任感」は、貴社の事務職においても活かせると考えております。


【職務経歴】
学業と部活動の両立に注力したため、アルバイト経験はございません。


【学生時代の活動実績】
20XX年X月 ~ 20XX年X月 〇〇大学 テニス部(部員数:約50名)


[役割]
会計・備品管理係(週5日の練習参加)


[活動内容]

  • 年間予算の管理および部費の徴収
  • 練習用ボールや備品の在庫管理・発注
  • 合宿所の手配およびスケジュール調整


[工夫した点・実績]

  • 部費徴収の期限厳守に向けた工夫
    以前は部費の滞納が散見されたため、PayPayなどの電子決済を導入して支払いのハードルを下げました。その結果、期限内の徴収率100%を達成し、円滑な部運営に貢献しました。
  • 備品コストの削減
    ボールの交換時期を明確なルールで定めることで、無駄な廃棄を減らしました。結果として、年間で約10%の消耗品費削減を実現しました。


【自己PR】
私の強みは「組織を支える几帳面さ」です。部活動では、選手として大会を目指す一方で、会計係として「1円のズレも出さない」ことを徹底しました。


地味な作業であっても、それが部の運営に不可欠であることを理解し、コツコツと継続することができます。この「誠実さ」を活かし、貴社の業務に貢献したいと考えております。


【保有資格・特技】

  • 日商簿記検定2級(20XX年X月取得)
  • MOS(Excel)スペシャリスト(20XX年X月取得)




パターンC:空白期間・短期離職がある場合

職歴に「空白」がある場合は、そこを「準備期間」としてポジティブに記載します。


短期離職がある場合は、その事実を隠さずに記載し、現在は前向きであることを伝えましょう。


職務経歴書


20XX年XX月XX日

氏名:〇〇 〇〇


【職務要約】
大学卒業後、配送業に従事しましたが、以前より志望していたITエンジニアへの転身を決意し退職いたしました。直近の半年間は、職業訓練校にてプログラミング(Java)の習得に専念しておりました。現在は基礎的な開発スキルを習得し、業務に邁進する準備が整っております。


【職務経歴】
20XX年X月 ~ 20XX年X月 株式会社〇〇(配送センター)


[業務内容]

  • 配送ルートの確認および荷物の積込
  • 担当エリアへの配送業務(1日平均150件)


20XX年X月 ~ 現在 自己啓発期間(資格取得・スキルアップ)


ITエンジニアへの就職を目指し、職業訓練校にて半年間、毎日8時間の学習を継続中。

  • Javaプログラミングの基礎習得
  • Webアプリケーションの制作


【自己PR】
私の強みは「未経験の分野でも粘り強く学ぶ継続力」です。前職を退職後、独学ではなく職業訓練校に通うことで、体系的な知識の習得に努めました。


エラーが発生しても諦めずに原因を追求し、解決するプロセスを楽しめるようになりました。この「学ぶ姿勢」と前職で培った「体力・責任感」を活かし、エンジニアとして貢献いたします。


【保有資格】

  • 普通自動車第一種免許(20XX年X月取得)
  • ITパスポート試験(20XX年X月取得)


【スキル】

  • Java(基礎文法、オブジェクト指向の理解)
  • HTML/CSS(Webページの作成が可能)

既卒の「職務経歴書」で避けるべきNGリスト

「少しでも良く見せたい」と思うあまり、書類作成で危険な橋を渡ろうとしていませんか。


自分の経歴に自信がない時ほど、修正を加えて自分を大きく見せたくなるものです。しかし、その小さな行いが、チャンスを棒に振る原因となることも。


ここでは、採用担当者が厳しく見ている、やってはいけないNGポイントを3つご紹介します。


1.職歴詐称(嘘)

経歴詐称は絶対にやめておきましょう。経歴の嘘は高い確率でバレます。


 

「ニート期間が半年あるけど、アルバイトしていたことにしよう」


「短期で辞めた会社は書かずに、なかったことにしよう」


たとえ面接をうまく切り抜けたとしても、入社後の手続きで発覚するケースがほとんどです。

嘘がバレる「動かぬ証拠」
  • 雇用保険被保険者証・年金手帳
    過去の加入履歴が記録されています。「働いていたはずの期間」に記録がなければ、すぐに矛盾が生じます。
  • 源泉徴収票
    前職の退職日や収入が正確に記載されています。期間をごまかすことは不可能です。
  • 面接・入社後の会話中の矛盾
    面接や入社後の雑談で「当時の業務詳細」を聞かれた際、実体験がない話は具体性を欠き、不信感を与えてしまいます。

空白期間があることよりも、「嘘をつくような誠実さのない人物である」と判断される方が、就職活動においては致命的です。


ありのままの自分を、前向きな言葉で伝える方が、よほど採用担当者の心に響きます。


2.ネット例文&AI生成のコピペ

最近はネットや生成AIを使えば、それらしい志望動機や自己PRが簡単に作れます。


しかし、採用担当者は何百、何千という書類を見てきたプロ。「綺麗だけど、この人の体温を感じない」というのは、驚くほど直感的に見抜かれます。

ヒント

コピペやAIの文章は「優等生」ですが、「具体性」に欠けることが多いです。参考にするのはOKですが、必ず「苦労したエピソード」「失敗から学んだこと」など自身の体験談を加えてください。その泥臭さこそが、オリジナリティになります。

但し、書類完成後の添削には、積極的にAIを活用しましょう。


自分では気付くことができなかった「新たな発見」や「誤字脱字」が見つかるはずです。

AIで添削する際のプロンプト例

あなたは、若手採用に特化したプロのキャリアアドバイザーです。私は「既卒(正社員経験なし)」として就職活動をしており、これから提出する職務経歴書の添削をお願いします。


【依頼内容】
添付した「職務経歴書」の文章について、採用担当者に好印象を与えるよう添削・アドバイスをください。


【チェックしてほしいポイント】
1. 誤字脱字や、日本語として不自然な点はないか。
2. アルバイト用語がそのまま使われていないか。(ビジネス用語への言い換えを提案してください)
3. 全体的に「自信なさげ」な表現になっていないか。(謙虚さを保ちつつ、ポジティブな表現に修正してください)
4. 自己PRは「結論→エピソード→貢献」の論理構成になっているか。


3.職務経歴書の手書き

職務経歴書に関しては、パソコン作成一択との認識でいるのが賢明です。


その理由は、精神論ではなく、「実務能力の証明」になるからです。

  • ITスキルの最低限の証明になる
  • 修正が容易で、読み手にも優しい
  • ビジネス文書としてスタンダード
  • ネット経由の応募に利用可能
  • AIによる添削が行える

家にパソコンがない場合は、公共の図書館やネットカフェを利用するか、スマホで作成できる職務経歴書アプリを活用しましょう。

【最終チェック】その職務経歴書、本当に提出して大丈夫?

ここまで読み進め、実際に職務経歴書を書き上げたあなた。お疲れ様でした。


「よし、これで応募しよう!」と送信ボタンを押したくなる気持ちはわかりますが、少しだけ待ってください。


職務経歴書は、あなたの第一印象を決める重要な書類です。内容がどれだけ素晴らしくても、たった一つのミスが命取りになり、書類選考で落とされてしまうことも珍しくありません。


最後に、提出前のチェックポイントと、通過率を確実に上げる「秘策」をお伝えします。


誤字脱字だけじゃない!自分目線になっていませんか?

まずは、基本的なミスのチェックです。以下の項目をクリアしているか、指差し確認をしてみましょう。

提出前チェックリスト
  • 誤字・脱字はありませんか?
    AIを含め「第三者」に添削をお願いするのがベストです。
  • 西暦と和暦は統一されていますか?
    履歴書との整合性をチェック。
  • 日付は正しいですか?
    前回受けた会社の日付になっていないかチェック。
  • レイアウトは整っていますか?
    改行の位置、行間詰まり、読み手に優しいレイアウトかチェック。

社会人として当然のマナーが守られていないと、「仕事も雑にこなす人なのでは」との懸念を与えてしまいます。


「プロの添削」で書類通過率は劇的に変わる

職務経歴書の作成にベストを尽くしても、書類選考の通過率が上がらない場合は、第三者に添削を依頼するのが賢明です。


自分で書いた文章は、どうしても主観的になりがちです。

「伝わるだろう」と思って書いた表現が、採用担当者には「意味がわからない」「アピールが弱い」と受け取られてしまうことは多々あります。

第三者として最も適切なのは、既卒・フリーターの就職支援に特化したエージェントです。

特化型エージェントを利用するメリット
  • 客観的な視点
    「採用担当者がどこを見るか」を知り尽くしたプロが、あなたの書類を添削してくれます。
  • 言葉の翻訳
    あなたが「大したことない」と思っている経験を、企業に刺さる「強み」に翻訳してくれます。
  • 既卒の就職ノウハウ
    あなたと同じ「既卒者」を就職支援してきたノウハウを持っています。
  • 書類作成の技術習得
    エージェント経由で就職先が決まらなくとも、そこで得た技術は今後の活動でも役立ちます。

プロの視点を入れてブラッシュアップすれば、完成度は段違いに上がり、書類選考の通過率も高まります。


まずは、「私の経歴、どう書けばいいですか?」と相談することから始めてみてはいかがでしょうか。


あなたの隠れた魅力が正しく伝わり、納得のいく内定をつかめることを心から応援しています。