就活全落ち、内定ゼロ、面接では同じような質問の繰り返し…。
「このまま会社員として働くイメージが持てない」
「自分は組織に向いていないのかもしれない」
そんな絶望の中で、ふと「起業」や「フリーランス」という言葉が頭をよぎり、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
結論から言います。
その選択は、決して間違いではありません。
就職活動という既存のレールに乗れなかった事実は、あなたが「別のレール」で輝く可能性を秘めている証拠でもあるからです。
しかし、勢いだけでこの道を選ぶのは、あまりに危険です。何の武器も持たずに戦場へ飛び込むようなもので、数年後に「詰んだ」状態になりかねません。
この記事では、紆余曲折を経て、現在は個人事業主として活動する私が、以下の内容を本音でお伝えします。
これは、あなたを組織に縛り付けるための記事ではありません。
―― 感情的な「逃げ」の起業・フリーランスではなく、勝算のある「攻め」のキャリアを選ぶための、現実的な作戦会議です。
一度深呼吸をして、これからの生き方を一緒に考えていきましょう。
「就活から逃げるために起業するなんて甘い」
親や先生、友人はそう言うかもしれません。しかし、歴史を振り返れば、偉大な起業家の多くは「社会の枠組み」からはみ出した人たち。
就活での失敗は、あなたの人生が終わったことの証明ではなく、「会社員以外の生き方」を検討するための招待状です。
私の経歴はボロボロで、「3度の転職、1社目と2社目の間にフリーターとして夢を追っていた時期もある」という有様です。
なぜ、こうなってしまったのか?
今振り返ってみると、会社に属してある程度の期間働いていると、いつも同じ感情に襲われたことが原因でした。
この先、年老いていくまでずっとここで働かなければならないのか。本当にこのままで良いのだろうか…。
結局、夢を追ったのも、この感情が根底にあったからこそ。学生時代から持っていた、「ぼんやりとした独立志向」も影響したと思います。
そして、転職を繰り返す内に、「自分は会社員に向いいない」とて自覚しましたね。その後、独立して個人事業主へという流れです。
しかし、今になって思うのです。
あの時、無理やり自分を殺して組織に馴染もうとしていたら、今の自分はなかったと。
既存のシステム(就活)に適合できないということは、裏を返せば「既存の枠に収まらない個性」を持っているということ。
その違和感こそが、新しいビジネスや働き方を生み出す原動力になります。
就活に失敗したことで浮かんだ、「起業」や「フリーランス」は、あなたの心のどこかにある「独立志向」が表面化した結果かもしれません。
自分らしい働き方を探すための「スタートライン」として、その感覚はこれからも大切にしてください。
実際に、就活での挫折をきっかけに起業やフリーランスの道を選び、成功している人は数多く存在します。
例えば、リーマンショックで就活市場が冷え込み、志望企業に全落ちしたある起業家。
彼は一度は絶望しましたが、その悔しさをバネに「自分を落とした会社を後悔させてやる」という強烈な反骨心を燃やしました。
結果、数年後に自分の会社を立ち上げ、かつて自分を不採用にした大企業と対等なパートナーとして仕事をするまでになりました。
彼らのような「就活失敗からの逆転成功者」には、明確な共通点があります。
つまり、就活失敗は「きっかけ」に過ぎないということ。
―― 重要なのは、その悔しさを「ただの愚痴」で終わらせるか、「起業するための燃料」に変えられるか。
もしあなたに、「何がなんでも絶対にやってやる」という覚悟があるなら、起業やフリーランスは有望な選択肢になります。
逆に、以下のような理由だけで選ぼうとしているなら、少しだけ立ち止まってください。
次の章では、新卒フリーランスという道の「残酷な現実」について、包み隠さずお話しします。
「会社に縛られず、自由に働きたい」その思い自体は素晴らしいものです。
しかし、社会人経験という武器を持たずに独立する「丸腰」の状態が、どれほど困難な道かを想像できているでしょうか。
豊富な社会経験を持つフリーランスでさえ、独立当初は苦労します。ましてや、ビジネスマナーも税金の知識も、後ろ盾もない新卒がいきなり荒波に出れば、どうなるか。
ここからは、キラキラしたSNSの発信では語られない、新卒フリーランスの「リアルな痛み」を包み隠さずお伝えします。
会社員には想像もつかないことですが、フリーランスになった瞬間に「社会的信用」は極端に低下します。
特に新卒で実績がない場合、この壁は絶望的なほど厚く、生活の基盤作りすらままなりません。
「自由」を手に入れる代償として、こうした「社会的な後ろ盾」を全て失うリスクがあることを、まずは冷静に理解する必要があります。
会社組織に属する最大のメリットが何か分かるでしょうか。
会社員は、いわば「給料を貰いながら学べる学校」にいるようなものなんですね。
対してフリーランスは、全てが自己責任。会社員とは真逆の世界で生きていくことになります。
結果、「新卒時点のスキルでこなせる低い単価の仕事」で消耗し続ける「出口のない消耗戦」に突入してしまう可能性があるのです。
この状態に陥ると、年齢を重ねても市場価値が上がらず、キャリアの選択肢も狭まるリスクがあります。
人間関係のストレスが軽微なのはフリーランスの魅力ですが、それは裏を返せば「孤独」を意味します。
仕事でトラブルが起きても、助けてくれる先輩はいません。理不尽なクライアントに当たっても、愚痴をこぼせる同期もいません。
フリーランスは、仕事上のプレッシャーも不安も、すべて一人で受け止める働き方です。
日本労働組合総連合会の調査では、フリーランスの43.3%が「仕事の悩みを相談する相手がいない」と回答しています。
また、相談相手がいる場合でも、1位「フリーランス仲間(26.6%)」、2位「同業者(19.6%)」、3位「友人(16.7%)」と、日常的に仕事の悩みを共有できる相手を持たない人が多数です。
特に、社会人経験のない新卒フリーランスは、横のつながりや同業者の知り合いを作ること自体が難しい立場。
その結果、実質的に「孤独な状態」で働く人が半数以上にのぼるのが現実です。
学生時代のように、常に誰かと会話できる環境から、いきなり一人で判断し続ける働き方へ移行する…。これは、想像以上に負荷の大きい変化なのです。
「フリーランスなら、頑張った分だけ稼げる」
これは半分正解で、半分間違い。なぜなら、会社員とフリーランスでは「手取り」の計算式が全く違うからです。
| 項目 | 会社員 | フリーランス |
|---|---|---|
| 毎月の給料 | 安定(固定給) | 不安定(完全歩合) |
| ボーナス | あり | なし |
| 有給休暇 | あり | なし |
| 税金・保険 | 会社が半分負担 | 全額自己負担 |
手取りが30万円あっても、そこから税金や経費を引けば、「手元に残るのはアルバイト代程度」といったことが業態によっては普通に起こります。
また、ボーナスも有給もないため、体調を崩して休めば、その瞬間に収入がストップする恐怖と隣り合わせです。
新卒フリーランスが直面しやすい大きなリスクの一つが、30代以降における「市場価値」の低下です。
組織に属した経験がないまま年齢を重ねると、企業側からは以下のように判断されやすくなります。
その結果、フリーランスとしてうまくいかなかった場合に、企業就職へ切り替える次の一手が取りづらくなるのです。
つまり、新卒フリーランスは「成功し続けることを前提にした、後戻りの効きにくいキャリアになりやすい」という構造的なリスクを抱えているのです。
この「生存競争」を勝ち抜く覚悟があるか。それとも、一度組織に入って「実力」と「信用」をつけてから独立するか。
ここが、あなたの人生を分ける大きな分岐点になります。
ここまで、新卒フリーランスの厳しい現実をお伝えしてきました。
少し意地悪に聞こえたかもしれませんが、これらは全て、私も実際に直面し、苦しんだことでもあります。
では、リスクを避けて諦めるしかないのか?
もちろん、答えはNOです。
私が提案したいのは、「会社員という立場を利用し尽くす」という戦略。
就職を「ゴール」ではなく、将来独立するための「修業期間」として再定義してみませんか?
起業やフリーランスに必要なスキルを独学で身につけようとすれば、高額なスクール代や教材費がかかります。
しかし、会社に入れば状況は逆転します。先輩からの享受、失敗しても会社がカバー、その上に毎月の給料まで。
これほど好条件な「ビジネススクール」は他に存在しません。
これらを身につけないまま独立するのは、ルールも知らずにスポーツの試合に出るようなもの。
お堅い話しにはなりますが、厚生労働省も、安定したキャリア形成のためには、段階的な職業経験を積み重ねていくことが重要だとしています。
まずは組織の中で「お金をもらいながら実験と練習」を繰り返し、プロとしての基礎体力をつける。
これが成功確率を高める「賢い戦略」ではないでしょうか。
「とりあえずどこでもいいから就職」ではなく、「将来の独立に役立つか」という視点で企業を選べるのも、この戦略のメリットです。
また、会社員時代に築いた「人脈」は、独立後の命綱になります。
「〇〇さんの仕事ぶりなら安心だ」と、会社員時代の取引先が、独立後のクライアントになってくれるケースは少なくありません。
面接で「将来独立したい」と正直に言う必要はありません。ですが、心の中で「3年でこの会社のノウハウを全部吸収してやる」という野心を持つことは、日々の仕事への強力なモチベーションになります。
いきなり独立する最大のリスクは「収入がゼロになる恐怖」です。しかし、会社員になればこのリスクを完全に排除できます。
毎月安定した給料を確保しながら、平日の夜や休日に「副業」として自分のビジネスを始める。これこそが、現代における最強の起業スタイルです。
新卒というプラチナチケットを捨てて、いきなり荒野へ飛び出す必要はありません。
会社という「安全基地」を確保した上で、虎視眈々と準備を進める。それが、「賢い野心家」の生存戦略です。
「戦略的に就職して、会社を利用しよう」
頭では理解できても、心がついていかないこともあるでしょう。
過去の就活でのトラウマ、「また同じ思いをするのではないか」という恐怖は、そう簡単に消えるものではありません。
あなたが今、足がすくんで動けなくなっているなら、戦い方を変えてみませんか?
丸腰で真正面から突っ込むのではなく、あなたの「弱み」を理解し、守ってくれる味方をつけるのです。
まず知っておいてほしいのは、世の中には「新卒ブランド」や「輝かしい経歴」を重視しない企業が山ほどあるという事実です。
大手ナビサイトで人気企業ばかりを見ていると気づきませんが、実は多くの中小・ベンチャー企業は「人柄」や「熱意」を重視しています。
彼らが求めているのは、完成されたエリートではなく、「今は未熟でも、素直に学ぶ姿勢がある人」です。
こうした企業は、自分一人でナビサイトを検索してもなかなか見つかりません。だからこそ、次に紹介する「プロの力」を借ります。
世の中には、既卒やフリーターの支援に特化した、いわば「逆転就職の専門家」がいます。
彼らは、就活に失敗した経験があることを前提に話を聞いてくれます。説教されることも、責められることもありません。
それどころか、「この経歴なら、どう見せれば評価されるか?」を一緒に考えてくれる作戦パートナーです。
エージェントは「就職させる人」ではありません。 あなたの現在地を、客観的に教えてくれる相談相手だと考えてください。
「将来的に独立したいので、スキルが身につく会社がいい」 そんな本音をぶつけても構いません。
まずは登録して専門化の話を聞いてみる…それだけでも視界が大きく開けるはずです。
ここからは、今すぐ現実的に動ける選択肢を具体的に紹介します。
「会社員として、いったん土台を作る」と決めたなら、最初から一人で求人を探すより、伴走してくれる存在を使った方が、失敗しにくいです。
以下は、サポートの手厚さに定評があるエージェントです。
【おすすめ】手厚いサポートで就職まで導いて欲しい人
「平均10時間」という驚異的なサポート時間を誇るエージェント。求職者と同じ目線で、書類の添削・作成まで「一緒に作る」スタンスを徹底しています。
「一人では何から始めればいいかわからない」という方には、強い味方となるでしょう。
【おすすめ】ブラック企業は絶対回避!実績のある会社に頼りたい人
信頼のおける実績【就職支援実績 68,374名(2024/12/12時点)】を持ち、厳しい審査基準を設け、ブラック企業の排除に努めているのが特徴です。
入社後の定着率も93.6%と高水準、「働きやすい環境を重視したい」という方には良きパートナーとなるでしょう。
【おすすめ】「既卒」でも新卒枠に再挑戦したい人
最大の特徴は、卒業後3年以内なら「新卒枠」として応募できる求人を多数持っていること。
新卒カードを使って、大手のナビサイトにはない「独自求人」を検討したい人にはうってつけ。
ここまで読んでも「独立志向」が消えないなら、無理をする必要はありません。
その場合は、覚悟を決めて「個人で稼ぐ道」を歩み始めましょう。
ただし、丸腰では失敗する可能性が高くなります。最低限、以下の3つだけは今すぐ始めてください。
逃げ道を確保しながら進むことも忘れないでください。人生には常に「Bプラン」があっていいのです。
長い文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ここまで、起業・フリーランスにまつわる厳しい現実や、「会社を活用する」という戦略についてお話ししてきました。
最後に、これだけはお伝えさせてください。
就活に一度失敗したくらいで、あなたの人生は終わらない。
新卒で第一志望の企業に入った人が、必ずしも幸せになれるわけではありません。
逆に、就活で全落ちして絶望した人が、数年後に大きな成功を収めているケースもたくさんあります。
今のあなたにとって、就活の失敗は「世界の終わり」のように感じられるかもしれません。
しかし、長い人生のスパンで見れば、それはほんの小さな「躓き」であり、あるいは「方向転換のきっかけ」に過ぎないのです。
「会社員になること」も「起業して独立すること」も、あくまで「あなたが幸せに生きるための手段」です。
どちらが偉いわけでも、どちらが正しいわけでもありません。
今のあなたにとって、どちらの道がより「ワクワクするか」「納得できるか」で選んでいいのです。
もし、まだ迷っているなら、リスクの低い方から試してみませんか。
何もしなければ、不安はどんどん大きくなります。しかし、小さな行動を一つ起こすだけで、景色は確実に変わります。
この記事が、就活という壁にぶつかり、立ち止まってしまったあなたの背中を、少しでも押すことができたなら、これ以上の喜びはありません。
あなたの「逆転劇」が、ここから始まることを心から応援しています。